掲載内容は現時点の案です。自治体との調整により、テーマ名や本文が変更となる場合があります。写真は公開前に使用許諾済み素材へ差し替えます。
テーマの背景
道路陥没などの事故を未然に防ぐため、道路に埋設された下水道管を定期的に点検・調査し、適切に維持管理する必要性が高まっています。
各務原市が管理する下水道管は約703kmあり、その多くは内径約200mmの小口径管です。ドローンなどを用いた新しい点検技術の多くは、内径1mを超える大口径管を対象としているため、市内の管路では活用が難しく、従来手法に頼っています。全管路を従来手法で調査するには、多くの費用と時間が必要です。
解決したい課題
簡易点検では、職員が現地へ出向き、マンホール周辺や内部を目視します。詳細調査では、専門業者がカメラ車など複数の機材を使って管内を撮影し、経験を持つ技術者が画像から損傷を判定します。
専門人材の不足、高額な調査費用、1日に調査できる距離の制約に加え、公道上で作業する職員の安全確保も課題です。点検・調査に必要な時間、費用、労力を減らし、より多くの管路の状態を把握できる状態を目指します。
想定する連携内容
小口径管に対応し、簡易かつ安価に点検・調査できる技術を求めています。初期段階の精度が十分でなくても、事例やデータを蓄積することで精度向上が見込める技術も対象です。
専門業者だけでなく、市職員でも扱える簡易な機材や仕組みであることが望まれます。
自治体が提供できること
- 市が管理する小口径の下水道管を使った実証フィールド
- 過去に実施した点検・調査記録のうち、提供可能なデータ
- 下水道管の状態を判断できる職員による操作・精度確認
- 実証場所の調整と、現場での点検・調査への協力
スタートアップに期待すること
現場で小さく試し、既存の点検結果と比較しながら精度や使い勝手を改善できる提案を期待します。将来的な継続利用を見据え、導入・運用に必要な費用と職員の作業負担も具体的に示してください。