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テーマの背景
関ケ原町は、関ケ原の戦いの舞台として全国的な知名度があり、名神高速道路とJR東海道本線の双方からアクセスできます。岐阜関ケ原古戦場記念館が観光の核として機能し、町を訪れる人は増えています。
町では、駅から記念館までの区間への出店や、記念館前広場での月1回のマルシェなど、町なかに賑わいをつくる取組を重ねてきました。一方で、記念館を見て帰る人が多く、来訪者の増加が町内での飲食、買物、体験などの消費へ十分につながっていません。
課題は「人を呼ぶ」段階から、「来ている人に町内でお金を使ってもらう」段階へ移っています。
解決したい課題
来訪者の行動が記念館で完結し、町内事業者の売上につながりにくい背景として、次の課題があります。
- 車で訪れる人が多く、記念館から町なかへ歩くきっかけや動線が弱い
- 史跡は約20か所あり、周遊マップもあるものの、半日・1日で楽しめる回り方を分かりやすく提示できていない
- 周遊ルート上に店舗が集まったエリアがなく、回遊が生まれても消費につながる場所が不足している
記念館の集客が町内の店舗や事業者へ波及し、地域内で継続的な消費が生まれる状態を目指します。
想定する連携内容
手段や領域は限定しません。「来ている人が町でお金を使う」という結果につながる提案を求めています。
- 来訪者の行動や意向を調べ、町内で消費が起きにくい理由を事実として把握する
- 記念館から町内へお金が流れる導線をつくる
- 情報発信、購買・決済、体験商品、物販などの仕組みを検証する
- 意欲のある町内事業者と、来訪者が購入したくなる商品や体験を形にする
- 既存のイベントや来訪機会を活用し、短いサイクルで試して結果を確かめる
- 実証後も事業者の売上として残り、継続できる形を検討する
自治体が提供できること
- 関ケ原古戦場の史跡エリア一帯での実証に必要な庁内・関係機関との調整
- 関ケ原観光協会、商工会、町内事業者との橋渡し
- 町が関わるイベントや来訪機会の、実証・テストの場としての活用調整
- 町の広報媒体等を通じた情報発信
- 観光客数や来訪動向など、提供可能な情報の共有
- 実施にあたっての庁内・関係機関の調整窓口
スタートアップに期待すること
- 記念館の中だけで完結せず、町内事業者の売上として成果が残る提案
- 現地へ足を運び、事業者や来訪者と直接話しながら進められる体制
- 完成したサービスを納品するだけでなく、小さく試し、結果を見て修正する進め方
- 実証後に事業として継続する道筋を描けること
観光、小売、EC、決済、データ活用、モビリティ、コンテンツ、地域商社など、課題解決につながるものであれば提案領域は問いません。